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三河日産 スタッフブログ

みちのく旅行記③

つづきです。

二日目朝食。

お膳がセットされていますが小さなビュッフェもあって、

山形名物芋煮を発見。

庄内地方の芋煮は、味噌風味で豚汁そっくり。

愛知のもののほうがごはんがすすむ濃い目の味付けのように思います。

芋煮はけんちん汁みたいに上品な後味。

もうひとつは村山地方の芋煮。

すっきりしたしょうゆベースの甘めの汁で、

わたしはこちらのほうが好みです。

掛けそばのつゆみたいな味でとてもおいしい!

 

 

荷造りして出発。

今から向かう山寺は山形市内にあります。

高速を2時間かけて走り、到着しました。

 

 

登山口・・・

 

立石寺は、松尾芭蕉のおくの細道に登場するお寺です。

といわれてもぴんとこないと思いますが、

『閑かさや岩に染み入る蝉の声』という句はみなさんご存知でしょう。

そう、日本人なら知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な俳句ですね。

冬に来る意味あるのかって感じですが

とりあえず入山。

 

 

煩悩が消滅するくらいハードなルートとみた。

 

 

本格的な登山の格好の人もいればデート中っぽい軽装のカップルもいたりでいろんな人がいる。

 

 

 

参拝ということもあってかご年配の方も多いのだが結構きつい。

一瞬、万里の長城とどっちが辛いだろうかと考えてしまった。

 

最初は薄ら寒かったのにだんだんじんわりと汗をかいてくる。

 

 

高さあるけど日本にしては珍しく柵がない道

 

 

ここに芭蕉が前にしてその句を詠んだといわれる岩があります。

閑さや 岩に染み入る 蝉の声

の句は、やっぱり夏のほうが実感わいてよかっただろうな・・・

寒くてもそれなりに感じるところはあるけれど

 

 

 

旅行中わたしも下手なりに一句ひねりだそうとしたけれど全く作れず。。

いろいろと感動したところはあるのに、それをいざ人に伝える言葉にしようとすると難しい。

字数や決まりごとの制限がある中ではなお更。

ただ見たものの文章なら書けるけれど、

情景を詠むだけでなくてその感動をコンパクトにまとめるのはかなり高等な技術なんだね。

五七五の短い言葉で表現するのって改めてセンスがいるんだなと思った。

芭蕉の才能のすごさがよくわかった。

 

 

お参りをしていると吐く息が白い。

そっと本殿をのぞくと、そこに数点の絵がかけてあるのに気づきました。

白無垢と羽織袴の二人と両親か親族らしき人たちが座っている情景。

これがムカサリ絵馬だろうか

今回、この絵馬がひとめ見たくて旅行先に山形を選びました。

ムカサリ絵馬とは山形・村山地方に伝わる民俗習慣で瞑婚の一種といわれています。

死者と空想の人物の婚礼を絵に描き、あの世での幸せを願うものだそうです。

瞑婚自体はアジア特有の風習らしいですが、

山形以外でも、日本人にはなんとなく受け入れられやすいように思います。

若くして亡くなった子の、死後の世界でもなお幸福を祈る両親の愛情を思うと切ない

 

 

 

お寺で、ちょっとした思い違いがきっかけで

仙台から来たというご婦人と言葉を交わしました。

袖振り合うのも多生の縁ってこういうことかな。

彼女はなんでここに参拝に来たんだろう。

わたしもどうしてわざわざ愛知から?なんて聞かれなかったけれど。

信心深そうな温和な女性だった。

 

 

 

晴れていればもっと爽快な景色だったんだろうけれど。

でも曇天の霧がかった山々も風情があって悪くない

 

 

ちょうど電車が来た。

豊かな裾野と人々の生活の対比が、まるでジオラマみたいだと思った。

 

 

続いておみやげなどを買いに移動。

 

道の駅の敷地内にある。

こんにゃく専門店。

イートインもできます。

 

上から山形名物たまこん。

薄味のしょうゆ風味。中は白い。シンプルだがおいしい。

たまこんってぷりぷりっていうよりもぎゅもぎゅって食感。

真ん中はくるみ味噌。

もちもちの厚揚げに五平餅みたいな甘めの味噌で、想像とおりのわたしの好きな味!

 

一番下は焼き鳥風こんにゃく。

これは・・・かなり砂肝っぽい!!酔ってたら気づかない自信あるwww

どれもおいしかったです。

さすがこんにゃく消費量日本一だけある。

たまこんもっと買ってくればよかった・・・

 

 

そしてフライトの時間を気にしつつ、空港近くの天童市のフルーツパーラーへ。

山形に来たら、絶対フルーツは食べたい。

検索すると王将カフェってヒットするから何故王将?って最初思ってたんですが

(餃子と関係あるのかと)

天童市は将棋の駒で有名らしいのでそこからきているのではないかと思われる

全国の駒の生産量のうち9割が天童で作られているんだそうです。いわゆる聖地なのか。

 

フルーツを使ったお土産も買えて便利なカフェです。

この日は割りと寒かったんですが意外にお客さん多くて、

みんなどんだけパフェ食べたいんだと思った笑(自分もだが・・・)

実際食べてみると、フルーツは常温だからそんな震えるほど寒くもない。

大半洋梨が占めているし。

男性のお客さんも多かったです。二人連れで来てるリーマンとか男子学生風とか。

男性だけでスイーツ食べにわざわざお店入るところってあんまり見かけたことないんで、

つい物珍しげに眺めてしまった。

 

 

来るまでは一人でレンタカーを借りるなんてもったいないんじゃないかとか

ひとりで温泉に泊まるって意味あるのかとか

やっぱひとりだから行くのめんどくさいなとかウダウダ思ってましたが

それらすべてが吹き飛ぶくらい楽しい旅行でした

山形自動車道のドライブも最高でしたし。何食べてもおいしかった。

最上川くだりもやってないし出羽三山参拝もしてないし米沢牛も食べていない。

また必ず行きたい。

山形といえば東海県民にはさくらんぼと蔵王スキー場しか連想できないくらい馴染みがない。

旅行先としてとても楽しめる県なのに、(たぶん農業王国だから・・・)観光にたいして欲がない

アピールが少なくてもったいない!!と感じます

 

出発前、山形行くって知人に伝えたら、

それは秘境だねって言われたんですが確かに秘境だった。

初東北はミステリアスだがそこに息づく人のあたたかさを感じる旅だった

 

愛知から1時間で行ける秘境。

ぜひさくらんぼだけじゃない魅力を味わってみてください。

 

自分の目が悪くなったんじゃないかと錯覚しそうな微妙なブレ具合です

 

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